今年も始まりました「外構部の木質化支援事業」。毎年注目されている補助金で開始と同時にすぐ終了してしまうという年もあるくらい人気の補助金です。
今年は1次募集は5月17日~5月31日、2次募集は6月21日から開始予定となっています。
木のフェンスやウッドデッキはアルミやコンクリートなど無機質なデザインと違って、天然の木質感がありナチュラルな仕上がりになります。地域の街並みや自然にも溶け込みやすいです。
またコロナ禍で家で過ごす時間も増えましたよね。充実したおうち時間を過ごす重要なアイテムにもピッタリです。目隠し用の木のフェンスを設置して、それにあわせてガーデニングを楽しんだり、ウッドデッキでBBQをしたり。家族やペットみんなが楽しめたりリラックスできる新たな空間を作り出すことができます。
(出展:全国木材協同組合連合会 Love Kinohei)
少し要件を確認してみましょう。基準を満たす素材や量などが決まっています。
まずは最低使用量と助成額です。
対象となる木材は以下の2つの条件を満たす必要があります。
①クリーンウッド法に基づき合法性が確認された合法伐採木材
②耐久性がある木材
(a)地際・基礎に接する部分、交換が難しく強度を支える部分
・JAS規格K4
・AQ認証1種
(b)大引き・根太、支柱など非接地で使用する部分
・(a)の木材
・JAS規格K3
・AQ認証2種
・日本木材保存協会認定品の保存剤処理木材及び、非保存処理木材のうち無垢のひき板、角材、合板、単層積層材、集成材のいずれか
(c)目隠しの板材の様に非接地で交換が容易かつ、強度負担が少ない部分
・(a)(b)の木材
・木材保護塗料 もしくは 表面処理薬剤により処理されたもの
※塀の場合
弊社商品ではAZN処理を行っているスギやヒノキがJIS規格の性能区分K4相当の木材になります。(内装材のカタログはこちら)
JAS規格?AQ認証って何??となりますよね。
これは木材保存処理の格付けのようなもの。
交換が難しい場所にはより耐久性の高い木材を使用する必要があるため、このような使用条件が求められています。
耐久性が高い木材ですが、年に1度木材保護塗料やオイルスティンでのメンテナンスが必要となります。
メンテナンスを行っても経年劣化を完全に防ぐことはできませんが、使いこなした年月とともに味わい深いものになっていきますよ。
フェンスをリフォームしたい、ウッドデッキを設置したいと考えられている方にとってはチャンスです!
アルミや樹脂製での設置を考えていた方も、この機会に本物の木での設置も検討してみませんか?家での楽しみ方がどんどん広がりますよ。
詳しい事業内容はHPをご覧ください。
外構部の木質化の支援事業 外構実証型事業HP:外構部の木質化対策支援事業 (kinohei.jp)
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