家づくりお役立ち情報

木の住まいコラム

HOUSE BUILDING
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住宅ローンは借りられる金額ではなく、返済可能な金額で計画しよう

<家は人生でいちばん大きな買い物>

 

家は人生でいちばん高い買い物のひとつ。「教育費」「老後資金」と並び、人生最大の支出と言われています。数千万円というお金が掛かりますから、住宅購入そのものが、人生の大きなイベントといえるのです。

 

購入資金すべてを一括で支払う人はかなり稀です。ほとんどのひとが住宅ローンを利用します。住宅ローンも、きちんと計画を立てないと将来の生活を圧迫する事態になってしまいます。

 

「家を購入する」ということだけが目的になってしまわないよう、家族全員のライフプランを考えて設計することが大切。事前にしっかりと資金計画を立てましょう。

 

 

<購入後も維持管理など資金が掛かる>

 

住宅ローンを組もうと思うと、色々な疑問が出てきます。

 

「頭金は必要?」

「いくら借りられるの?」

「ボーナスは返済にあてたほうがいいの?」

「月々の返済はいくらくらいが妥当なの?」

 

最初のうちは知識不足で、様々な疑問が浮かび上がってきます。

 

ここで気をつけてほしいのは、住宅ローンは「借りられる額」ではなく「返せる額」で決めるということです。ローン会社や金融機関が借りられる上限を提案してきたとしても、それは「返済できる上限ではない」というのがポイントです。

 

現在の収入や月々に掛かる生活費を考慮するのはもちろんのこと、家を買った後には以下のように色々な費用が掛かります。

 

・固定資産税

・火災、地震などの保険料

・光熱費など生活費

・修繕、維持管理費

 

他に家族のライススタイルの変化もあります。将来を考えて貯蓄も必要です。

 

・ボーナスの支給がなくなったり、突然の事故や病気になったりなど思わぬ出費に対する備え

・子供がいれば養育費

・自分たちの老後資金の貯蓄

・旅行、趣味などの娯楽費

 

<お得な制度を利用して、しっかり返済計画を>

 

住宅ローンを利用した際には、「住宅ローン減税」が適用されます。これは住宅ローンを始めて10年間、毎年の住宅ローン残高の1%がその年に納めた所得税から戻ってくる仕組みです。

 

2019年10月の消費税増税にともない、控除期間が13年間に延長されることになりました。2019年10月から2020年末までに新たに契約し、引き渡された住居やマンションが対象となります。このようなお得な制度は、返済のサポートになりますので嬉しい限りですね。

 

ともかく「マイホームが欲しい!」と思ったときには、返済可能な範囲の把握が大切。計画が立てやすくなります。

 

住宅資金のことで疑問点が出てきたら、当社で無料開催しているプロのファイナンシャルプランナーによる「賢い家づくり勉強会」へ参加してみてください。不安や悩みを持ったままでは、家づくりも進みません。すっきりとした気持ちで、自分のライフスタイルに合ったプランをスタートしてくださいね。