<住宅会社は大きく分けて3種類ある>
家をつくるには住宅会社を決めねばなりません。ご存知のように、「ハウスメーカー」「工務店」「設計事務所(建築家)」と大きく3つにわけることができます。ではこの3つはどのような特徴を持っているのでしょうか。
◇全国展開のハウスメーカー
・全国展開する大手ならではの安心感。ブランド力のある会社であれば、信頼感もアップ
・製品は工場で品質管理のもと生産されるため、高品質が担保されている。モデルハウスを持つメーカーが多く、いつでも見学が可能で他社と比較しやすい
・テレビ広告など宣伝費が価格に織り込まれているため、価格は高め
◇地域に根ざした工務店
・じっくりと話し合い、自由な設計が可能。価格はハウスメーカーよりも安い
・地域の気候に適した工法や間取りを提案してくれる
・対応がすばやいのも特徴的。困ったことがあれば、すぐに相談に乗ってくれる
◇オーダーメードに応える設計事務所(建築家)
・建築家ならではの個性的な住まいを提案してくれる
・困難な敷地やコスト不足などマイナス面を、独特なアイデアで解決してくれる
・施工は建築家が懇意にしている業者に依頼するか、施主が自ら探すことになる
<一般的な住宅会社選びのポイント>
大きくは、「構造・工法」「設計・デザイン」「価格」の3項目から選んでいきます。従来はデザインを重視する傾向にありましたが、近年では工法を選択するひとが増加。その理由は地震などが多く発生しているのを見て、災害に備えたいと思うひとが増えているからと言われています。
出展:新建ハウジングプラスワン2019年4月号
いざ住宅会社を選ぼうとしても、世の中にはカタログやウェブサイトなどあまりにも多くの情報があふれています。しかもどれもが良い情報ばかり書いてあり、選ぶのが非常に困難でしょう。
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お施主さんのこだわりをどのように反映させているのか、住宅会社の工夫を見ることができ、営業マンに気になる点を質問することができます。彼らの知識や提案力を知ることもできるはず。じっくりと話を聞き、実際に見て触れて体感してみてください。希望を形にしてくれる住宅会社がきっと見つかりますよ。