家づくりお役立ち情報

木の住まいコラム

HOUSE BUILDING
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完成邸見学会へ行ってみよう

<実際に住み始める前の家を拝見>

「家を建てよう」と思ったなら、常設モデルハウスとは別に完成邸見学会へも足を運んでみましょう。

完成邸見学会とは、実際に住み始める前の家を拝見させてもらうイベントです。当サイトのイベント情報欄や住宅会社のウェブサイトから情報を得ることができます。

開催中はなるべく予約していったほうが無難です。というのも担当者が不在であったり別の方の対応をしていると、聞きたいことが聞けないかもしれないからです。

お施主さんがこれから住み始める大切な住宅ですから、いくつかの見学マナーがあります。お施主さんの好意で開催していることが多いため、建物への配慮を第一に。床を傷つけたり汚したりしないよう、靴下は履いていきましょう。会場でスリッパや手袋が配布されたら、必ず装着します。肩掛けかばんで壁をこすることもあるので注意が必要です。

お子様連れでも構いませんが、大人と同じようにスリッパ・手袋などをつけるのはもちろん、はしゃいだり飲食をしたりはNGです。

見学は長時間に渡るため、子どもは飽きてしまいがち。お子様が騒いでしまうと、集中して見学することができませんよね。より有意義な見学を行なうため、お子様は預けてご夫婦だけで訪れたほうが良いかもしれません。

<ポイントを押さえて有意義な見学を>

さて、いよいよ見学です。漠然と見ていてはもったいないですよね。訪れた家は、お施主さんが土地の形や予算、趣味趣向などすべてを反映させた、まさに等身大の住宅です。見どころをあらかじめ押さえて、自分たちの建てる家とイメージを重ね合わせるようにしましょう。

実際に注目するポイントを6つにまとめました。

① 間取りと生活動線(使いやすいかどうか。自分たちの家族構成に当てはめた場合、どのようなイメージになるか)

② トイレや浴室などの設備(標準仕様かそれとも特別仕様か)

③ 階段(幅や傾斜など、実際に使ってみて上り下りしやすいか)

④ 隣家への窓の大きさや位置(設計者が隣家との視線に気を配っているか)

⑤ 押入やクローゼットの収納量(現在所有の物が納まるか)

⑥ 廊下やキッチンの広さ(すれ違うときに窮屈でないか)

 

<自分の好みでなく、提案力や工夫などに注目>

見学したのはあくまでもお施主さんの希望に沿って建てられた家です。自分の好みに合っているかという見方ではなく、住宅会社の提案力や工夫、技術などに注目しましょう。繰り返しになりますが、「気に入った・気に入らない」で住宅会社のすべてを判断してしまわないように。

見学後はもらったパンフレットやメモ書きなどへ情報を整理しておきます。色々な住宅を見た際の比較検討に役立ちますよ。せっかくの機会ですから、参考になるよう十分に準備と復習をしておきましょう。