床材は部屋の雰囲気を決める重要なポイントのひとつです。また素肌でふれることが多いので、さわり心地はもちろん普段から清潔に保ちやすいかという点でも重要になってきます。
今回はフローリング、クッションフロア、フロアタイル、たたみの4種類について特長やお手入れ方法など詳しくご紹介します。
①フローリング(左:無垢フローリング 右:カラーフロア)
施工事例(この工務店のそのほかの施工事例は左:こちら 右:こちら)
〈特徴〉
場所を選ばず使用できることが一番の魅力的です。特にリビングなどに最も多く使用されている床材ですね。現在では抗菌塗装を施したものなど、さまざまな機能を持ち合わせているものも多く流通しています。
とくに無垢材のフローリングなら肌ざわりがよく、また木の香りがリラックス効果を高めてくれます。無垢材には調湿機能があるので快適な室内環境も作ってくれます。
〈お手入れ方法〉
普段のお手入れはフローリングシートでOK。掃除機なら排気でゴミをまき上げてしまわない、コードレスやスティックタイプのものを。皮脂が気になりだしたら水拭きもしてください。
無垢のフローリングについても特別なお手入れは必要ありません。薬剤のついていないフローリングシートやモップなどを使用して普段のおそうじをしてください。
②クッションフロア
施工事例(この工務店のそのほかの施工事例はこちら)
〈特徴〉
耐水性・防水性に優れているのが特徴。遮音・衝撃吸収タイプの機能性のクッションフロアもあります。簡単に汚れをふき取ることができ、また目地のすき間がなく水分が浸透しないので、濡れたり汚れやすい場所に向いています。バリエーションも豊富にあり、お気に入りのものがきっと見つかるはず。
〈お手入れ方法〉
クッションフロアも普段のお手入れはフローリングシートで。何かこぼしてもサッとふき取ることができるので、キレイを長続きさせやすいです。ただクッション性があるため、重たい家具を置いた場合跡がつきやすいので要注意。
③フロアタイル
施工事例(この工務店のそのほかの施工事例はこちら)
〈特徴〉
クッションフロアと似ていますが、クッションタイルは塩ビ素材のタイルとなり、クッション性がないためへこみ跡がつきにくいです。耐水性・防水性・耐久性も高い素材と言えます。本物と間違ってしまうほどのリアルなデザインが豊富にあります。
〈お手入れ方法〉
こちらもクッションフロアと同じお手入れでOK。中性洗剤を使用すれば、ガンコな汚れもキレイにおとせます。
④たたみ
施工事例(この工務店のそのほかの施工事例はこちら)
〈特徴〉
古来から使用されているたたみ。素足で歩くと気持ちいいですよね。琉球畳などオシャレな畳が増え、カラーバリエーションも豊富になってきています。洋間の雰囲気を壊さずにたたみコーナーを設けることもできますよ。
〈お手入れ方法〉
たたみは掃除機か、雑巾でのから拭きが向いています。素足にふれる機会が多いところなので、ときどき水拭きするのも効果的です。
普段のそうじのしやすさは、今後の住み心地にも大きくかかわってきます。でも自宅でのくつろぎスペースには、お気に入りの床材でリラックスしたいですよね。
自然素材がもたらす心地よさと、お手入れしやすい素材を組み合わせながら、住みやすいおうちづくりを考えていきましょう。
【関連記事】