<法改正により地盤調査が義務化>
2000年の建築基準法改正により、地盤調査が義務化されました。建物の重さを地盤や基礎が支えられるかどうか算定する必要が出てきました。つまり「土地と建物は一体」と捉えるということですね。
日本は地震大国です。北陸地域においても地震を起こす活断層が存在し、いつなんどき大地震が起こるかわかりません。地盤のやわらかい地域では、建物が一方へ傾く不同沈下や液状化現象が発生する可能性もあります。
建物の耐震性が高くても地盤が弱ければよく揺れることになるし、住居を破損したり傾いてしまったりする危険があるのです。
<地盤の補強には2つの工法がある>
現在、地盤調査として主流となっているのは、スウェーデン式サウンディング試験です。国に定められたJIS規格に基づいています。
この方法は住宅が配置される四隅と中央の計5ヶ所の地面に杭を突き刺し、重りを乗せて沈み込みを測定します。沈まない場合は、回転を加えてねじ込んでいきます。重りのみで沈まずに回転をかけるとゆっくり沈んでいくのが強い地盤と言えます。
調査の結果、補強が必要と判断された場合には、補強工事をしなくてはなりません。これが地盤改良工事で、主に2つの方法があります。
1 表層改良工法
軟弱な地盤が地表から2メートル以内の場合、弱い部分の土とセメント系の材料を混ぜて押し固めます。
2 柱状改良工法
軟弱な地盤が地表から2〜8メートルの場合に採用されます。セメント系の材料を土と混ぜ合わせながら、強い地盤まで届くようにコンクリートの柱を地中に作ります。住宅の場合、約30本の柱を作ります。
<信用できる地盤調査で安心な家づくりを>
地盤改良工事の費用は、50〜200万円くらいかかります。ここでよく起こるのが、契約後に地盤調査をしたら改良が必要となり、追加費用がかかるというケースです。契約後の追加出費は痛いですよね。
契約前に一度調査をして地盤改良工事が必要かわかれば、資金計画が立てやすくなります。
当社では2018年4月から地盤調査会社「ビルダーズサポート」を設立しました。全自動の調査機器を使用することで、精度の高い適正なデータを採取できます。
地盤改良工事会社に地盤調査を依頼した場合、本当に必要な工事なのか不透明な部分がでてしまいます。でもビルダーズサポートは調査のみを行なう会社です。
調査したデータは現場で即デジタルデータ化するため、転記ミスや改ざんが起こりません。さらに第三者機関に地盤改良が必要かの判定を依頼するので安心です。
最終的に安心できる地盤であるという解析結果が出たあとに、万が一、不同沈下などが発生したときには、最高20年間5,000万円までの補償制度も備えています。※地震で発生した沈下は補償の対象外となります。
地盤に関して検査・アフターケア・補償までを行ない、安心を実現しています。地盤調査をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
ビルダーズサポートホームページ
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